2009年04月24日
寝床
最近寝る時、よく「寝床」を聞く
寝る時だから寝床と言うわけではない
何故、この落語がいいんだろう
真田小僧、目黒のさんま、薮入り、唐茄子屋政談、
佃祭、孝行糖より「寝床」なのだ
先々週、隣町の試合に出た 負けた
先週、仲間内の試合が行われ参加した 負けた
ダブルフォルト、チャンスボールをネットに叩き込む
ロブを上げたつもりが相手のチャンスボールになる・・・etc
なんら進歩がない
スクールにわずか2年とはいえ通い、何がしか、これかなと感じるものを得た・・・と思った。
しかし、試合の過程も結果も進歩がないよと答えている。
そこで「寝床」である
「寝床」は、下手な義太夫に熱心な旦那が、借家の住人、お店の雇い人を集め、自分の義太夫を披露しようとするが、借家の住人も、お店の雇い人もあれこれと言い訳して避けて聞きに来ようとしない。旦那は怒って、借家人を追い出し、雇い人には暇を出すと言い始める。今度は逆に、みんな言い訳しながら集まってくる。そんなふうに話は続くのだが、
どうも自分は、この言い訳に惹かれているらしい。
借家の住人が、用事がある、忙しい、体調が悪い
だから 義太夫を聞きに行けない
用事がなくなった、仕事を人に任せた、義太夫が聞きたくて用事をほかってやってきました
義太夫を聞きに来ました
彼らの言い訳は、旦那に対してのだから面白い
自分が自分にする言い訳は、底が見える分だけむなしい。
太陽がまぶしかった。力が入った。ネットが高かった。打とうとした時、鳥が鳴いた・・・
うーん これじゃうまくなりようがない
スクールのコーチに言わせると
「そもそも打ち方が、おかしい」らしい
言い訳を重ねるより、正しい打ち方を身につけなければいけない。
それがままならぬから つい楽な言い訳に走る
さて、言い訳を飲み込んで、コートを走ることに精進してきましょう。