2007年09月25日
キリの無い話
何十年か前、PTAから子供に見せたくない番組、漫画というものがあった。
今もあるのだろうか?
例えば、「8時だよ!全員集合」とかコント55号の野球拳の番組とか、漫画だと「ハレンチ学園」「がきデカ」・・など
そういうものを子供は好きだったということなのだ。
今から考えると、ちょっとエッチだったり、ナンセンスだったり
今、子供に見せたくないものは何だろう
子供が読んでいる少年ジャンプを覗いてみると
テレビでも放映されていた「テニスの王子様」
漫画だから何でもありとは言うものの、ありえない変化球とか、後ろを向いてスマッシュを取ってしまうのはご愛嬌だとしても、ボールをぶつけて、「こら、立てよ」・・・
それは無いでしょう。漫画でも、スポーツのルールというか精神というのは大げさにしても、ぶつけようとしなくても、もしぶつかったら「すいません」とか謝るだろう。
ぶつけて、そのうえ「こら、立てよ」はテニスではないでしょう。
刺激は過激になる傾向はあるにしても、表現していいことと、でたらめな表現と線引きが出来ないと駄目だ。
「こら、立てよ」は、テニスではない別の競技としか思えない。
売れて何ぼの少年ジャンプかもしれないが、妖怪、悪霊、化け物、超人オンパレードの漫画の中で、いかにもテニスしているような形を取っているだけに、ぞっとする。
若いときは、エログロ、ナンセンスがおもしろく、それを規制しようとする大人の代表PTAが、堅苦しい存在に思えたが、今、たかだか少年漫画に目くじら立てて、子供に
「テニスはな、故意にボールをぶつけるようなことはしないんだぞ。仮に、もしぶつけてしまったら、謝るんだからな」
などと注釈を言うのは、立派なPTAのような大人になったということだろうか?
それとも、もうちょっとレベルの上のテニスの試合では、ダブルスならボールをぶつけてペアの片方をつぶしてしまうということが行われているのだろうか?
おじさんの楽しいテニスには出てこない光景だな。
おじさんの楽しいテニスでは、いかに相手の取れないところへボールを打つかが醍醐味で、その醍醐味のため、
ロブをミスってスマッシュを打たれ
ショートアングルをミスってボレーを決められ
ダウンザラインを狙ってエンドラインにおさまらずアウト
を繰り返し、
それでも、そのひとつでも決まれば、大事にポケットにしまっておき、勝敗は横に置いておいて、何度もポケットを覗き込んではにんまりしてしまう。
振り返ると、こちらも変なテニスをしていることになる。
「こら、立てよ」と変わらないか?
もっとも、ひとつ決まったショットをいつまでも大事にするなんてのは、漫画にもなりはしない。
そして、おじさんは、またへんなことを考えてしまう。
中学生で、あそこまで打てるんだったら、世界を目指すだろう、世界を。
中学生同士でボールぶつけ合ってるから日本は、ジュニアはそれなりなのに、特に男子は伸びないんだと言われるんだ。
・・・・
おじさんの話はきりがありません
今もあるのだろうか?
例えば、「8時だよ!全員集合」とかコント55号の野球拳の番組とか、漫画だと「ハレンチ学園」「がきデカ」・・など
そういうものを子供は好きだったということなのだ。
今から考えると、ちょっとエッチだったり、ナンセンスだったり
今、子供に見せたくないものは何だろう
子供が読んでいる少年ジャンプを覗いてみると
テレビでも放映されていた「テニスの王子様」
漫画だから何でもありとは言うものの、ありえない変化球とか、後ろを向いてスマッシュを取ってしまうのはご愛嬌だとしても、ボールをぶつけて、「こら、立てよ」・・・
それは無いでしょう。漫画でも、スポーツのルールというか精神というのは大げさにしても、ぶつけようとしなくても、もしぶつかったら「すいません」とか謝るだろう。
ぶつけて、そのうえ「こら、立てよ」はテニスではないでしょう。
刺激は過激になる傾向はあるにしても、表現していいことと、でたらめな表現と線引きが出来ないと駄目だ。
「こら、立てよ」は、テニスではない別の競技としか思えない。
売れて何ぼの少年ジャンプかもしれないが、妖怪、悪霊、化け物、超人オンパレードの漫画の中で、いかにもテニスしているような形を取っているだけに、ぞっとする。
若いときは、エログロ、ナンセンスがおもしろく、それを規制しようとする大人の代表PTAが、堅苦しい存在に思えたが、今、たかだか少年漫画に目くじら立てて、子供に
「テニスはな、故意にボールをぶつけるようなことはしないんだぞ。仮に、もしぶつけてしまったら、謝るんだからな」
などと注釈を言うのは、立派なPTAのような大人になったということだろうか?
それとも、もうちょっとレベルの上のテニスの試合では、ダブルスならボールをぶつけてペアの片方をつぶしてしまうということが行われているのだろうか?
おじさんの楽しいテニスには出てこない光景だな。
おじさんの楽しいテニスでは、いかに相手の取れないところへボールを打つかが醍醐味で、その醍醐味のため、
ロブをミスってスマッシュを打たれ
ショートアングルをミスってボレーを決められ
ダウンザラインを狙ってエンドラインにおさまらずアウト
を繰り返し、
それでも、そのひとつでも決まれば、大事にポケットにしまっておき、勝敗は横に置いておいて、何度もポケットを覗き込んではにんまりしてしまう。
振り返ると、こちらも変なテニスをしていることになる。
「こら、立てよ」と変わらないか?
もっとも、ひとつ決まったショットをいつまでも大事にするなんてのは、漫画にもなりはしない。
そして、おじさんは、またへんなことを考えてしまう。
中学生で、あそこまで打てるんだったら、世界を目指すだろう、世界を。
中学生同士でボールぶつけ合ってるから日本は、ジュニアはそれなりなのに、特に男子は伸びないんだと言われるんだ。
・・・・
おじさんの話はきりがありません