2006年09月25日
妄想と集中
テニスを出来ることに感謝しながら、テニスコートに向かう。
昨日は団体戦だった。
しかし、コートに入ったとたんに、感謝とか、テニスができるだけで満足といったことは忘れてしまい。勝ちたい! 勝ちたい! 負けたくない で心は占められてしまった。
その中の1試合で、5-4でリード。相手のサーブ、自分はバックサイド。フォアサイドのペアは60を幾つか越えているものの、年齢を感じさせない動きと駆け引き上手の持ち主(昔は軟式をかなりやっていたとのこと、従って、フォアのストロークは独特のものがある)
フォア側のリターンは安定している。しかし、バックサイドの自分は、これを取れば、これを取ればとボールに集中するのではなく、あらぬ妄想に心を奪われ、しっかりとボールを打つことが出来ず、リターンミスを繰り返す。
相手の前衛も、フォアの安定したリターンを逆手に取り、ポーチ。見事自分の脇をボールが抜けポイント。そして、やっぱり、バックサイドのリターンミスで5-5となってしまった。
結局、試合の行方は7-5で勝てたのだが、
勝たなくては、とか、これを取れば、とか、今来るボールを見ずに、打った後の結果に心を奪われた時点で、集中力が途切れているわけで、これでは、まともなリターンは打てません。
試合の流の行方をあれこれ考えるのは必要だが、今まさにボールが来るときに考える時ではない。
とはいうものの、自分は良く考えてしまう。このポイントを取ったら、とか、このセカンドサーブをあいつがフォルトしたらとか、ふっと思ってしまう。
どうも、ボールだけに集中することって出来ないみたい。
戸村先生のブログ(テニス上達が10分)を読んで、成る程とは思うけど、思ったように集中出来ないところがある。
家で、素振りする時、ここにこう来たら、こんなふうにスピン掛けたら、ギューンとボールが飛んでいって、バッコーンと弾むんじゃないかしら、などと思い、次の機会に試してみると思ったようにはならず、フォームを元に戻すのに苦労するようなありさまで、妄想の塊みたいな人間です。集中が続きません。
昨日は団体戦だった。
しかし、コートに入ったとたんに、感謝とか、テニスができるだけで満足といったことは忘れてしまい。勝ちたい! 勝ちたい! 負けたくない で心は占められてしまった。
その中の1試合で、5-4でリード。相手のサーブ、自分はバックサイド。フォアサイドのペアは60を幾つか越えているものの、年齢を感じさせない動きと駆け引き上手の持ち主(昔は軟式をかなりやっていたとのこと、従って、フォアのストロークは独特のものがある)
フォア側のリターンは安定している。しかし、バックサイドの自分は、これを取れば、これを取ればとボールに集中するのではなく、あらぬ妄想に心を奪われ、しっかりとボールを打つことが出来ず、リターンミスを繰り返す。
相手の前衛も、フォアの安定したリターンを逆手に取り、ポーチ。見事自分の脇をボールが抜けポイント。そして、やっぱり、バックサイドのリターンミスで5-5となってしまった。
結局、試合の行方は7-5で勝てたのだが、
勝たなくては、とか、これを取れば、とか、今来るボールを見ずに、打った後の結果に心を奪われた時点で、集中力が途切れているわけで、これでは、まともなリターンは打てません。
試合の流の行方をあれこれ考えるのは必要だが、今まさにボールが来るときに考える時ではない。
とはいうものの、自分は良く考えてしまう。このポイントを取ったら、とか、このセカンドサーブをあいつがフォルトしたらとか、ふっと思ってしまう。
どうも、ボールだけに集中することって出来ないみたい。
戸村先生のブログ(テニス上達が10分)を読んで、成る程とは思うけど、思ったように集中出来ないところがある。
家で、素振りする時、ここにこう来たら、こんなふうにスピン掛けたら、ギューンとボールが飛んでいって、バッコーンと弾むんじゃないかしら、などと思い、次の機会に試してみると思ったようにはならず、フォームを元に戻すのに苦労するようなありさまで、妄想の塊みたいな人間です。集中が続きません。
気持ち痛いほどわかります。
集中しなきゃって思ってるときは、集中できてない証拠ですよね。
集中って、ほとんど無の世界に近いのかな?
・・・だとすれば、禅の修業でもしようかしら・・・なんて思う今日このごろです。。。(笑)
一つだけ、自分をコントロールしてることがあるとしたら、意識が身体の上の方にあると失敗することが多いですね。浮ついた感覚です。安定してる時は、頭寒足熱の要領で身体の下の方に何かが下がった感覚があります。
この言葉の健康法もあるようですが、私の中では少し違っています。
実は私が高校生の時、音楽の先生から教えていただいた言葉で、夜眠れない時のおまじないです。
この言葉を唱えながら、頭の熱(暖かさ)を身体を通って足元へ送ってみると、あっという間に眠れるのです。「気」を送るという感じでしょうか。
そういう落ち着いた感覚です。
この前の試合では、ノーアドバンだったので、40-40になると次のポイントでゲームが決まってしまうルールでした。
従って、集中しなくてはーと思えば思うほどミスしました。
禅の修業をしたら、きっと、妄想の中で溺れてしまうような気がします。
頭寒足熱、学生の頃よく言われました。冬、体全体を暖かくすると眠くなってしまうので、頭寒足熱、腰から下を毛布で巻き、部屋の窓を開けて勉強する。もっとも、自分はこれでも寝てしまい風邪をひきました。
意識を体の下に持っていくというのは、丹田を意識することに似ているかもしれませんね。