2007年04月07日
何故
何故
仲間との練習試合の時、ボレーをしようとして、体が開いているせいか、打点が悪いのか、手首の角度か、きちんと当たっていないのか、クロスに返すはずがドロップショットになってしまったり、深く返すつもりがアングルに決まったりすることがある。
結果としてはポイントになるのだが、頭で考えていることと、体の動きと、ボールの行方が、それぞれ主張しているようで、取ろうとして取れたポイントではないことが、1セットの中で何回かある。
どうもプロの場合は、ネットインでポイントをあげたとき、軽く手を上げたりして「ごめんね」のジェスチャーをするが、自分が打とうとしないボールでポイントをあげたときも、やはり「ごめんね」をするらしい。
自分の場合「ごめんね」ばかりになる。
時々、自分が考えるよりも体が反応して、そのようなラケット面を作るのなら「俺って隠れた才能みたいなものがあるのか」と自問してみるが、残念ながら、ポイントも取るが、ミスもそのポイントの何倍もするので、下手だということが否応なく自覚される。
自分で打とうとしたところへボールが行かないのだから、相手にとっても、想定外なわけで、従って決まることもあれば、オープンスペースへ打ったつもりが、相手の待ち構えているところへボールが行ったりして、それで相手が力んでミスを誘うこともある。
しかし、この不本意なポイントをしている限り上達はやってこない。
例え、カモにされようが、自分が打とうとしたところにボールを運ばなくてはラケットを振る楽しみがない。
明日は、ダブルスの試合である。
少しでも、試合の組み立てができるよう、集中したいと思っている。
薄皮白アンパンを買い、明日に備えた。