2007年04月11日
迷い
先日の試合で、相手の打ったサーブをまともに返せなかった。彼とは時々テニスコートで練習試合をしたことがある。ポイントに来るといいボールを打つが、荒さがあり、丁寧に打てばそれ程でもない相手、どちらかというと彼が組んでいるペアが曲者。しかし、先日の彼は、自分が知っていた彼ではなかった。
どーんという感じのサーブを打ち、リターンもきちんと返してきた。とにかく彼のサーブが返せなかった。
球が重かった。それ程、キックしているわけでもないが、どーんと来たサーブに自分のラケットが負けていた。
昔「巨人の星」で、星飛雄馬の致命的な欠点として、彼の投げる球が「軽い」ということがあったのだが、同じボールを投げて「重い」「軽い」があるのだろうかというのが、その頃の僕らの話題の中心となったことがあった。
そして、飛雄馬は、その致命的な欠点を「大リーグボール」を生み出すことで、自分の長所に変えフェニックスのように復活するのであった。・・・というのは余分な話。
とにかく、彼のサーブは「重く」感じた。
いつの間にこんなサーブを打つようになったのだろう?
彼は、どちらかというと野球やゴルフの方に比重を置いていて、テニスにはそれ程身を入れていなかったはずだが・・・
といろいろ情報を仕入れると、最近スクールに通っているらしい。どうも、それが彼のサーブが「重く」なった原因のようだ。
そして、自分は迷っている。
そのスクールに通ってみようかと
家からはいささか遠いが、今のレベルからもう少しでもあげることが出来るなら、その価値はあるのか?
自分なりにもう少し試行錯誤を続けるのか?
へそくりと時間のやりくりを比べながら、迷っている。