2006年12月26日
定年延長
定年延長
膝が痛んだり、肘が痛んだり、背中の張りが4、5日取れなかったり、もう年だからなと感じる時、思い出す人たちがいる。
自分が30後半の時、長老は厄年だった。
最初、指導を仰いだのは、テニス以外のスポーツだった。
まーまーと言うことで、喫茶店に誘われた。
今もらっている給料の額を突然告白され、1時間ぐらい、いかにその額が低いか延々と聞かされた。
実は、自分のもらっている額より長老の方が上だった。
しかし、長老は、仕事中も隠れては熱心にテニスの素振りをするほどで、自分や仲間たちに新しい練習のしかた、ボレーはこんな打ち方でやるといい、など常に自分らの先端を行っていた。
長老はテニスもうまかった。
自分は、ただただその背中に少しでも近づけるよう励む日々だった。
長老は、50超えても時々スタイルを変え、この前あったときはスピンサーブを打っていたのに、少し経つとフラットサーブに変身していたり、パターンにはまるということがなく。勉強熱心な姿には感心させられる。
まだまだ追いつけない。
7年前、他のサークルにも参加するようになった。
自分より年配の人が多かった。
年配でうまい人は、軟式経験者が多い。
しかし、60も越えると体が動くようになるのに時間がかかる。
以前団体戦の時、年配者と組んだ。年配者からのサーブ。午前9時である。サーブがネットする。次のサーブもネット。
「まだ、オイルが温まらんな」
(あなたはサイボーグか)確かに、肩の動きがぎこちなかった。
しかし、3ゲームぐらい進むと、絶妙なフォアストローク、ロビング、ハエ叩きのようなボレー。すばらしい動きをする。成る程、オイルが温まるとこうなるのか、と納得した。
長老も、その年配者も、まだテニスができる、もっとテニスがうまくなるよう練習している。
彼らは自分の目標である。
彼らがテニスをやっているということは、今の自分にまだ限界はないということだと思う。
膝も、肘も、背中の張りもお風呂で温め、ストレッチングをし、明後日のテニスがんばるぞー。
定年はまだまだ先の話のようである。
膝が痛んだり、肘が痛んだり、背中の張りが4、5日取れなかったり、もう年だからなと感じる時、思い出す人たちがいる。
自分が30後半の時、長老は厄年だった。
最初、指導を仰いだのは、テニス以外のスポーツだった。
まーまーと言うことで、喫茶店に誘われた。
今もらっている給料の額を突然告白され、1時間ぐらい、いかにその額が低いか延々と聞かされた。
実は、自分のもらっている額より長老の方が上だった。
しかし、長老は、仕事中も隠れては熱心にテニスの素振りをするほどで、自分や仲間たちに新しい練習のしかた、ボレーはこんな打ち方でやるといい、など常に自分らの先端を行っていた。
長老はテニスもうまかった。
自分は、ただただその背中に少しでも近づけるよう励む日々だった。
長老は、50超えても時々スタイルを変え、この前あったときはスピンサーブを打っていたのに、少し経つとフラットサーブに変身していたり、パターンにはまるということがなく。勉強熱心な姿には感心させられる。
まだまだ追いつけない。
7年前、他のサークルにも参加するようになった。
自分より年配の人が多かった。
年配でうまい人は、軟式経験者が多い。
しかし、60も越えると体が動くようになるのに時間がかかる。
以前団体戦の時、年配者と組んだ。年配者からのサーブ。午前9時である。サーブがネットする。次のサーブもネット。
「まだ、オイルが温まらんな」
(あなたはサイボーグか)確かに、肩の動きがぎこちなかった。
しかし、3ゲームぐらい進むと、絶妙なフォアストローク、ロビング、ハエ叩きのようなボレー。すばらしい動きをする。成る程、オイルが温まるとこうなるのか、と納得した。
長老も、その年配者も、まだテニスができる、もっとテニスがうまくなるよう練習している。
彼らは自分の目標である。
彼らがテニスをやっているということは、今の自分にまだ限界はないということだと思う。
膝も、肘も、背中の張りもお風呂で温め、ストレッチングをし、明後日のテニスがんばるぞー。
定年はまだまだ先の話のようである。