2007年08月29日
鈴虫
鈴虫
8月上旬、鈴虫をもらった。
なす、にんじん、削りかつおをやり、適度に土を湿らせること。以上が鈴虫を飼う心得として教えられた。
もらって、20日
大きくなってきて、オスはオスらしく、メスはメスらしくなり、いつ鳴くのかしらと思うほどになった。
しかし鳴かない。
戸外のわずかな草むらからは、夜になると25日過ぎから虫の声が聞こえるようになった。暑い日が続いているが、生き物の世界では、夏の虫から秋の虫へ移り変わろうとしている。
虫かごの鈴虫は、もくもくとナスにニンジンにむしゃぶりつくばかりで、一向に鳴かない。
このままでは、細いゴキブリを飼っているのと同じになってしまう。
その思いは、子供も同じとみえて
「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう」と言っては、虫かごをゆすったり
「鳴かぬなら、殺してしまえ」などと物騒なことを言っては、やはりかごをゆすろうとする。
それを感じたのでもあるまいが、やはり、時期なのだろう
昨日の朝、最初はたどたどしく、しばらくすると調律も終わったのか、涼しい音で鳴き始めた。
戸外と家の中で演奏会である。
「秋のソナタ」であろうか?
子供は、虫が鳴き始めると、もう「うるさい」などと言っている。
これはこれで鈴虫には、いい音で鳴く者も居れば、ちょっと音がはずれてるねーと仲間に言われる虫も居たりして・・・
脇で聞いていると、涼しい音だが違いがあるのかもしれない。確かに、昨日より、うまくなっているようだ?
さあ、こちらも鈴虫に負けぬようスクールへ出かけて来よう!