2006年08月21日
1対10
子供の野球の試合を見に行った
小学6年生なのでセカンドの少し後が、もうセンターとなり、普通浅い外野フライと言っている打球が外野を抜ける飛球となる。
小学校の野球部は、個人差が大きく、上手な子もいるが、そうじゃない子もいる。その試合は、小フライを落球したり、バウンドを読み間違えてボールが頭上を越えてヒットになったり、ゴロを捕球し投げる時に球を落としたり、一塁に投げた球が暴投だったり、・・・
つまり、打ち取ったと思った球が、エラー、エラー、エラー等で打者2巡。結果1対10でコールド負け。
ピッチャ―が打ち取っているのに延々と続く相手の攻撃、
入る点数。自滅点。
試合が終わって、ピッチャーの子に聞いた。
「味方があんなに、ポロポロやって、嫌にならなかった?」
「べつに、あんな球場で投げれて気持ちよかった。」
外野には芝生の緑が広がり、観客席も広く。本格的な球場だったことは確かだったんだけど、僕が予想していた答えとは全然違う答えが返ってきた。
その答えを聞いて、彼は、
いつも練習している仲間を信じている。
野球する事を楽しんでいる。
自分を信じている。
僕が彼の答えから思ったことは、的外れかもしれないが、そう思ったのだ。
テニスの場合。
ダブルスで、ペアがWフォルトを何度もしたり、リターンミスを繰り返すと、これは勝てないやと集中が途切れることがある。また、ペアに愚痴の一つも言いたくなる。
逆の場合もある。
自分がミスを繰り返し、修正できずに、相手のポイントにどんどんなってしまう時、後で思うと頭が真っ白になっている。
先の子は、ミスしようとしてしているわけではなく、がんばろうとしている仲間を信じている。
勝ち負けは結果で、今プレイすることに集中している。
今まで自分がしてきた以上のことはできないし、今までしてきたことが何処まで出来るかグランドの上で試すことに集中している。
自分がコートに立っている心構えと、彼の心構えとずいぶん違っていることに気付かされた。
楽しむこと。
集中すること。
できる事をすること。
勝ち負けはその後についてくるもの。
彼らの試合と彼の言葉からそんな風に感じた。
小学6年生なのでセカンドの少し後が、もうセンターとなり、普通浅い外野フライと言っている打球が外野を抜ける飛球となる。
小学校の野球部は、個人差が大きく、上手な子もいるが、そうじゃない子もいる。その試合は、小フライを落球したり、バウンドを読み間違えてボールが頭上を越えてヒットになったり、ゴロを捕球し投げる時に球を落としたり、一塁に投げた球が暴投だったり、・・・
つまり、打ち取ったと思った球が、エラー、エラー、エラー等で打者2巡。結果1対10でコールド負け。
ピッチャ―が打ち取っているのに延々と続く相手の攻撃、
入る点数。自滅点。
試合が終わって、ピッチャーの子に聞いた。
「味方があんなに、ポロポロやって、嫌にならなかった?」
「べつに、あんな球場で投げれて気持ちよかった。」
外野には芝生の緑が広がり、観客席も広く。本格的な球場だったことは確かだったんだけど、僕が予想していた答えとは全然違う答えが返ってきた。
その答えを聞いて、彼は、
いつも練習している仲間を信じている。
野球する事を楽しんでいる。
自分を信じている。
僕が彼の答えから思ったことは、的外れかもしれないが、そう思ったのだ。
テニスの場合。
ダブルスで、ペアがWフォルトを何度もしたり、リターンミスを繰り返すと、これは勝てないやと集中が途切れることがある。また、ペアに愚痴の一つも言いたくなる。
逆の場合もある。
自分がミスを繰り返し、修正できずに、相手のポイントにどんどんなってしまう時、後で思うと頭が真っ白になっている。
先の子は、ミスしようとしてしているわけではなく、がんばろうとしている仲間を信じている。
勝ち負けは結果で、今プレイすることに集中している。
今まで自分がしてきた以上のことはできないし、今までしてきたことが何処まで出来るかグランドの上で試すことに集中している。
自分がコートに立っている心構えと、彼の心構えとずいぶん違っていることに気付かされた。
楽しむこと。
集中すること。
できる事をすること。
勝ち負けはその後についてくるもの。
彼らの試合と彼の言葉からそんな風に感じた。