2006年11月18日
全日本をテレビ観戦して
中村選手と高雄選手
どちらが強かったのか?
どちらも勝ちたくて勝ちたくて、
相手を叩き伏せようとした球が
エースだったり、アウトだったり、逆襲を食ったり、
サーブを打つにはどうしたらいいか、ストロークする時どうラケットを振るのかとか、そういったことではなく、勝とうとした時、持っている技術、経験、知識をどうコートの中で生かすのか? それが問われた試合だったように感じた。
第1セット、中村選手リードで迎えたサーブ。これをキープさえすればという局面、中村選手Wフォルト3発で、自滅のパターンでゲームを落としてしまう。
いいところに入れていきたい気持ち、
太陽もまぶしかったのかもしれない
セカンドは甘く入ると叩かれてしまう
そんな気持ちの中で、1つのWフォルト、しまったと思う気持ちと、まだまだ負けてないという気持ち。2回目のWフォルト、多分頭は真っ白か、3回目のW フォルトの時のセカンドは何故かフラット気味に強く叩いたボールがネットの下に当たってしまった。
中村選手、Wハンドで強く叩いて、エースもあるけど、打ち返されることも多く、こんなはずじゃという思いがあったのではないだろうか、それがもっと強く叩いてという気持ちになりアウトにつながったのでは・・・
中村選手が気持ちの中で、強打についてくる相手に焦り、自分のミスで失点することにイライラを募らせた時、高雄選手のドロップショットが決まる。効果満点。
TVで見ていて、その差はなかったと思ったし、きっかけさえあれば結果は逆になっていたと思う。
結果を左右したのは、技術ではなく、心の問題だと思った。
勝とうとする強い心ということではなく。
もちろんそれは必要なのだが
熱い心と、醒めた頭。
高雄選手は、競った時に仕掛け、その仕掛けがうまくいく、行かないに関わらず次のプレイにそれを引きずらない。
今日の試合ではそれができ、中村選手はそれができずに、うまくいかなかった時に、次のプレイに力んで、力で勝とうとしてミスを重ね、負けのアリ地獄に沈んでいったように見えた。
残念、残念。
先にミスをしないよう、つないでいたら叩かれるだろう。
しかし、先にミスれば失点してしまう。
日頃、テニスの練習は、いろんなショットやサーブ等打つのだが、心・・・気持ち・・の練習はしない。
しかし、その技術をコートの上で行えるかどうかは心の問題なのだと強く今日の試合を見て感じた
その心は、楽しむゆとり なのかな、
中村選手は、勝ちたい、こんなはずではという気持ちで一杯だったのでは
高雄選手は、勝ちたい気持ちはもちろんだが、加えて、この場所で、いままで自分がやってきたことが、鍛えてきた足が、ストロークが、こんなふうに表現でき、みんなが拍手してくれている。まだまだ走れる、打てる。・・なんて楽しむ気持ちがあったのではないだろうか。
そんなふうに思い、感じました。
どちらが強かったのか?
どちらも勝ちたくて勝ちたくて、
相手を叩き伏せようとした球が
エースだったり、アウトだったり、逆襲を食ったり、
サーブを打つにはどうしたらいいか、ストロークする時どうラケットを振るのかとか、そういったことではなく、勝とうとした時、持っている技術、経験、知識をどうコートの中で生かすのか? それが問われた試合だったように感じた。
第1セット、中村選手リードで迎えたサーブ。これをキープさえすればという局面、中村選手Wフォルト3発で、自滅のパターンでゲームを落としてしまう。
いいところに入れていきたい気持ち、
太陽もまぶしかったのかもしれない
セカンドは甘く入ると叩かれてしまう
そんな気持ちの中で、1つのWフォルト、しまったと思う気持ちと、まだまだ負けてないという気持ち。2回目のWフォルト、多分頭は真っ白か、3回目のW フォルトの時のセカンドは何故かフラット気味に強く叩いたボールがネットの下に当たってしまった。
中村選手、Wハンドで強く叩いて、エースもあるけど、打ち返されることも多く、こんなはずじゃという思いがあったのではないだろうか、それがもっと強く叩いてという気持ちになりアウトにつながったのでは・・・
中村選手が気持ちの中で、強打についてくる相手に焦り、自分のミスで失点することにイライラを募らせた時、高雄選手のドロップショットが決まる。効果満点。
TVで見ていて、その差はなかったと思ったし、きっかけさえあれば結果は逆になっていたと思う。
結果を左右したのは、技術ではなく、心の問題だと思った。
勝とうとする強い心ということではなく。
もちろんそれは必要なのだが
熱い心と、醒めた頭。
高雄選手は、競った時に仕掛け、その仕掛けがうまくいく、行かないに関わらず次のプレイにそれを引きずらない。
今日の試合ではそれができ、中村選手はそれができずに、うまくいかなかった時に、次のプレイに力んで、力で勝とうとしてミスを重ね、負けのアリ地獄に沈んでいったように見えた。
残念、残念。
先にミスをしないよう、つないでいたら叩かれるだろう。
しかし、先にミスれば失点してしまう。
日頃、テニスの練習は、いろんなショットやサーブ等打つのだが、心・・・気持ち・・の練習はしない。
しかし、その技術をコートの上で行えるかどうかは心の問題なのだと強く今日の試合を見て感じた
その心は、楽しむゆとり なのかな、
中村選手は、勝ちたい、こんなはずではという気持ちで一杯だったのでは
高雄選手は、勝ちたい気持ちはもちろんだが、加えて、この場所で、いままで自分がやってきたことが、鍛えてきた足が、ストロークが、こんなふうに表現でき、みんなが拍手してくれている。まだまだ走れる、打てる。・・なんて楽しむ気持ちがあったのではないだろうか。
そんなふうに思い、感じました。
コメント
この記事へのコメントはありません。